茶道男子ブログ

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2014年 4月12日のお稽古の記録

今回のお稽古の花は、乙女椿と山吹でした。

山吹は、『道灌』とカッコつけて呼ぶ人がいます。
お茶人は、特にそう呼びます。
どうして、そう呼ばれるかは、Webで、いくらでも確認できますから、検索してみてください。

検索すると、話題の中心に、ある和歌が出てきます。

  七重八重 花は咲けども 山吹の 
         みのひとつだに なきぞかなしき
   後拾遺集 兼明親王 かねあきらしんのう



この「かなしき」は、江戸時代の流布本などの影響によるもので、
本来の歌は、「あやしき」です。

この歌は、ゲイの宿命を詠ったように思えてならないのは、管理人だけではなく、
先生もそのように思っていらっしゃいました。

花は咲くけど、子供ができない。。。。。。。みたいな。。。。

さて、では、今回のお稽古の記録です。

薄茶 y1 y2 k1 n1 k5 h1
濃茶 s1 正客k1 詰y2



七宝棚の、初飾と、最後の飾です。




あかね窯の蓋置。吉祥草の絵。岡田華渓、作。





棗は、後藤塗。




お薄の菓子は、熊本原口製菓の『松風』と、パティシエ ANTOINE CAREMEの『オレンジピューレ』。




主菓子は、いずみやの『胡蝶』。