床には、扇。
先代 家元の書 「栽称此君:和漢朗詠集」藤原篤茂(あつもち)の詩の一部。
竹の絵は、先代 家元夫人の筆。
薄茶 y2 k3 k5 h1
濃茶 s1 正客 先生 詰 h1
薄茶の菓子は、「越乃雪」と、「やき鮎」。
「越の雪」は、四国和三盆と越後の糯(もち)米の晒粉で作られるそうです。
長岡9代 牧野忠精に献上され、「越の雪」の名を賜ったとのことです。
茶入は、信楽。
仕覆は、「定家緞子」。
さらに、お濃茶に、k3さんお持たせの「小田原菜の花 小豆豆腐」 y2「酸漿」。
2つとも、美味でした。
「小田原菜の花 小豆豆腐」は、葛の、歯応えと、ほんのりとした香りが鼻腔を抜ける瞬間が、恍惚的でした。上品です。小田原のものは、美味しさにかけては、関東屈指です。
「酸漿」は、食用に改良されたものだそうです。
今まで口にしたことのない、風味でした。