管理人が野暮用で、お稽古に時間がとれなかったこともあり、
また、お茶会前のバタバタで、画像があまりありません。
ごめんなさい。
最近、茶懐石に関する本を読んでいたら、こんな記載がありました。
宗旦は、搔敷(かいしき、と読みます。料理の下の葉っぱなどを敷く技巧のことです)を、
嫌ったらしいのです。
葉っぱの下からミミズが出てきそうだと、言ったとか。
確かに、お茶の料理に、ゴチャゴチャ技巧を凝らすことは、
なんだか気持ち悪いです。
管理人も、ついつい見た目の料理を意識します。
しかし、そうではない、簡素・清楚・清潔な料理こそ、
素晴らしい料理なのだろうなぁ~と、思っています。
そんな料理こそ、作るのが、難しいのだろうなぁ~。
管理人も、ついつい、強肴など二品作ったりします。
あの利休さえ、引き物を、必ず出したらしいです。
でも、一汁三菜のシンプルな懐石こそ、きっと理想的なのだろうなぁ~、と思います。
次は、思い切ってシンプルだけど、
シッカリした料理を作ってみたいものです。
茶懐石の本に、こんな記事もあり、勉強になりました。
ご飯には味噌汁、
酒には吸い物。
管理人はこういった整然とした決まりごとが、割と好きです。
余談ですが、チラシ寿司の蛤の吸い物や、鰻重の肝吸いは、
茶懐石ではないですからね。
お間違いなくね。