茶道男子ブログ

Since 2010.5.15 茶道サークルです。

2016年 2月 20日のお稽古の記録

先日『重力波』の検出がニュースになりました。
朝の身支度をしながら、このニュースを聞いたので、『重力波』を『重力子』と聞き間違えました。
聞き間違えたお陰で、朝の通勤はドキドキ・ワクワクの楽しい時間でした。が、しかし夕方、検出されたのが『重力波』であったことを知り、ガックリ。
管理人は、アインシュタイン理論は、量子力学の標準理論の優位性に勝てない、とにらんでいるからです。

お茶とは関係のない話をしているようですが、これがおおありで。。。。。。。
床にクルクルと巻き解かれ掛け軸には、『禅語』と言うものが、意味ありげな擦れ文字で書かれています。数百年前に、日本や中国の禅宗のお坊さんが、言葉遊びをしたものです。
ぜんぜん、難しい事を言っている訳ではありません。
1000年ぐらい前の人間が言ったことですよ。
ビッグバンも、シナプスも、何も知らなかった大昔の人間の、言葉遊びです。

ちょっと想像力があれば、すぐ「ハハァ〜ン、こんなことが言いたいんだよね♪」と、ピンときます。

現在の茶人が、あの『禅語』に固執することは、数世紀前に『先祖返り』をするようなもの。
現在、もし、人間の生き方を語たりたいなら、量子力学を少しでもいいので、齧っていなければなりせん。
基本的な物理知識のない人が口にする『森羅万象の真実』は、メルヘンやオカルトを越えて、お笑いショーのような、漫才を聴いているような、そんな感じです。
これ、事実です!
ですから、物理方程式を掛け軸に、物理学者に揮毫してもらい、亭主はその説明を客に、面白可笑しく話す。。。。。。。そんな『茶事』をしてみたいです、管理人は!

管理人は、この世で一番美しいものは、「物理方程式の数式」と思っています。

この色紙は、先代家元夫人の福寿草の絵に、当代が揮毫されたもの。
先代家元夫人か他界されているので、大変貴重なものです。
大切な方から、頂いた色紙です。
このような、説教臭くない掛物がいいですよね。



花:乙女椿。



お薄の菓子:『栗しぐれ』



主菓子:『此花』いずみや製。





ところで、「紅炉一点雪」と言う、掛け軸に使われる禅語は、つとに有名ですよね。
この、「紅炉一点雪」を聞けば、「ハハァ〜ン、こんなことが言いたいんだよね♪」と、ピンときまよね、、、、、どうですか?

ピンとこなければ、説明書などを漁ればいいのです。
がしかし、まず直感で、ピンとこないのなら、それは、そこまでのこと、なんですねぇ。

では次です。「質量はエネルギーである」。
特殊相対性理論の根本定義の一つです。
解説や説明も、さること、かもしれませんが直感で、ピンとこないのなら、そこまでのことなんです。

では次です。、「重力は、空間(と言うことは時間)の歪みである」は、いかがですか?前述の『重力波』とも関係ありますが、一般相対性理論の根本定義です。

こういった物理学の定義は、聞いただけで、直感で、ピンとくるかどうか、そこがポイントなんです。学習ではないのですよ。
どんなに説明しても、ピンと来ない人は、ピンときません。

「物質が引き合う力は、その距離の2乗(一説に3乗)に反比例するので、宇宙の最小単位はただの粒子では、ありえない」っとなると、若干の基礎物理の知識が必要ですが、前述の2定義は第六感の支配する世界です!

つまり、ママのお腹の中で、ってことなんです。。。。。。
そして、ピンと来ない人が、茶室で『森羅万象の真実』を話してもねぇ。。。。。

管理人は、馬鹿正直で、おヒステリックなオカマなので、
・・・・・、自分のこと棚上げしての、独り言と聞き流してねぇ〜♪