現在の暦、つまり新暦(グレゴリオ暦)と、
旧暦の関係は、管理人のような単純さを好む人間には、複雑すぎて、
混乱を招きがちなのですよねぇ。
一番ややこしいいのが、『炉開き』の月の事です。
昔、」『炉開き』は、亥月、つまり旧暦の10月に行われした。
さらに言えば、亥日の亥の時らしいです。
最初の亥の日に、武家が『炉開き』をして、
次の亥の日に、町人が『炉開き』をして、
とかとも聞いたことがあります。
日と時の事はさておき、月の話に戻り、
現在では、新暦の11月が『炉開き』の月になっています。
なにかと、旧暦を重んじるお茶の世界も、
流石に『炉開き』は、旧暦の10月を新暦で直した11月が、
『炉開き』の月となっています。
つまり(旧暦の亥の月である)10月ではなく11月が、
『炉開き』の月なのです。
しつこくカキコミしますが、ややこしいです。
おおよそ、おおよそですよ、
新暦の11月は、旧暦の10月と覚えましょうね。
そして、
新暦マイナス1が、旧暦、
旧暦プラス1が、新暦と、
覚えればいいかと思います。
ただし、
だいたい、と言うことにして下さいね。
暦は、そう簡単なものでは、実はないのですよね。