2014-01-01から1年間の記事一覧
お茶会は、東京東部のお茶室で開きました。 3回の席で、26名のお客様にお越しいただきました。 みんな、ドキドキ緊張しながら、お茶会の朝を迎えました。 天気に恵まれた日でした。 小春日和でした。下の画像で、 お茶室の外と内の、 光と陰の、 ユラメキ…
花は、水仙と椿。 もう、水仙の季節なんですね。 干菓子。 主菓子:紅玉天(こうぎょくてん)。青森翁屋。 管理人が野暮用で、お稽古に時間がとれなかったこともあり、 また、お茶会前のバタバタで、画像があまりありません。 ごめんなさい。 最近、茶懐石に…
椿を二種入れる場合は、当流では、開いている方が下、 蕾の固い方が上、らしいです。表では、白が上だそうです。 奈良松屋『菊の香』。これは、葛の打ち菓子。 そして、『wagashi asobi』の打ち菓子。 松江の煎餅。 主菓子は、『wagashi asobi』のドライフル…
椿です。クリスマスに近いので、クリオネ風?お茶会の前になると、どうしても、画像とかが摂れなくないます。 お茶会は、平棗を使います。 このように、『橋型』(『屋根型』ともいいます。お流儀では橋形です。)に、抹茶を盛ります。 薄茶の菓子は、センベ…
花:言わずと知れた菊の花。 薄茶の菓子は、鶴屋吉信の『錦繍』。 炉開きで、お汁粉をいただきました。 黒文字が手前です。 お茶のお稽古のあと、 『香道』の先生に来ていただき、聞香を体験させていただきました。 奥深い、香を聞き入り、優雅な時間がもて…
今日は、朝から、12月のお茶会の会場の、下見にいってきました。 さて、それはさて置き、夕方からのお稽古の記録を記します。 花:ホトトギス・蓼・照り葉。 お茶会の稽古がスタートで、平棗の扱いを習いました。 塗師:前端春斉。 薄茶の菓子:松江 三英…
名残の月らしく、盛花です。 ホトトギス・白ホトトギス・シモツケ・お茶の花・秋明菊・桜蓼・ミズヒキ、そして糸芒。 お薄の菓子は、大垣の田中屋せんべい総本家の『ココナッツ煎餅』。 主菓子は、いずみやの『いがぐり』。 茶碗は、谷本 貴。伊賀焼。 12月…
花:ホトトギス・紫式部・紫蘭。おとこえし、など。 主茶碗:月丘窯・河野悦子作。 棗:キンマ塗。 ] 薄茶の菓子:k1さんのお土産の、青森おきな屋の『しゅろーる』。 濃茶の菓子:鶴屋吉信『うさぎ餅』。 管理人は、お茶をやっていながら、典型的な理系人…
花:彼岸花・秋明菊。y2さんに入れていただきました。 難しい取り合わせでした。 お点前は、本勝手に戻りました。 烏帽子棚です。水指は、備前。 理平の蓋置は、明治神宮献茶記念のものです。 13代 有隣斎の好みです。 唐戸面茶器。輪島の、大多尾重則作。…
今回の花は、k3さんに、入れていただきました。 『桔梗』と『秋明菊(別名貴船菊)』です。 ところで、利休が『侘び茶』を始めた頃、 床に花を飾ることは、あまり一般的ではなかったようです。 確かに床は、上段之間が変化したものなので、 名物を飾るには…
床には、金魚の絵の短冊。 金魚が、鑑賞用として、あのように多彩な形状を持つようになったのは、鎖国した江戸時代の、暇になった日本人のおかげです。 そして、k5さんより戴いた、カードの朝顔を、花に見立てました。 プルーストは、水中花を見て日本人の感…
この日のお稽古は、『非勝手』と呼ばれるお点前でした。 逆勝手の作りになっている茶室でなされるお点前のお稽古です。 本勝手とは、大きく逆さまにお点前が進みます。 夏らしい、ステンドグラスの蓋置。非勝手: k1 k5 h1 茶碗もすべて、平茶碗。 膳所焼。…
先生の、還暦のお祝いの、お茶事を開きました。 『向付』:鯛とカンパチのお造り。 お酒はs1さんの、差し入れです。 『椀物』:海老しんじょう、冬瓜、柚子、三つ葉。 『焼物』:銀鮭の、粕漬。 『強肴』:水菜、三つ葉、茗荷、さや豌豆、ピーナッツの和え物…
花:美容柳と四葉鵯(よつばひよどり) 薄茶 h1 続きお薄 s1 名取川の平棗。抹茶は、橋型に盛ります。 薄茶の菓子 京都 亀屋友永。 主菓子 いずみや『苔清水』。 このような深さのない器へ菓子などを、盛り付ける場合には、 正客は、手前の菓子から手をつけ…
花は、あじさい。 香合は、漆黒。 薄茶 s1 y2 k1 k5 唐物 h1 正客 s1 詰 k1 主茶碗。銘『せせらぎ』。 朝日焼。 替茶碗、はしの絵。 先代家元夫人の筆。 あかね窯。 素敵な、萩の蓋置。 管理人は、このモティーフ名を『片輪車』と覚えています。 しかし、お…
床には、扇。 先代 家元の書 「栽称此君:和漢朗詠集」藤原篤茂(あつもち)の詩の一部。 竹の絵は、先代 家元夫人の筆。 一重切の竹の花入に、金糸梅。 床の全体像。 薄茶 y2 k3 k5 h1 濃茶 s1 正客 先生 詰 h1 薄茶の菓子は、「越乃雪」と、「やき鮎」。 …
花は、紫蘭です。 薄茶 y1 s1 k1 k3 s2 h1 濃茶 y2 正客h1 詰k3 久しぶりに、お流儀の棚、烏帽子棚です。 蓋置は、「三つ人形」。利休七つ蓋置の一つです。 利休が自分で、「七つ蓋置」とは、言っていないと思います。 そんな、野暮な男であったとは、思えな…
シャカを、バカラの小鉢に入れました。薄茶 y1 s1 k1 k3 n1 k5 s2 濃茶 h1 正客y1 詰s1 菓子は、いずみやの干菓子。 シャンドワゾーの、マシュマロ。主菓子は、いずみやの「花筏」。でしたが、今回」は、写真を撮ることを忘れてしまいました。 画像が少ない…
今回のお稽古の花は、乙女椿と山吹でした。 山吹は、『道灌』とカッコつけて呼ぶ人がいます。 お茶人は、特にそう呼びます。 どうして、そう呼ばれるかは、Webで、いくらでも確認できますから、検索してみてください。検索すると、話題の中心に、ある和歌が…
管理人は『歴女』、いやいや元に、『歴カマ』です。 特に、室町・戦国時代が大好です。 『名だたる戦争』や『スター武将』も嫌いではないのですが、何と言っても、あの時代の雰囲気が大好きなのです。 下の画像は、黒澤明の『蜘蛛の巣城』の場面ですが、的確…
3月20日は、先生のお誕生日。 翌日の21日に、バースディー・パーティーがありました。 先生の彼氏さんが、愛情をこめて作られたお料理を、紹介しますね。 カプレーゼ アンチョビ添え アボカド 新玉ねぎの春サラダ 真鯛のカルパッチョ ショートパスタの…
お茶を舞台にした名作小説は、何と言っても、川端康成の『千羽鶴』です。 円覚寺の仏日庵(北条時宗の庵室跡)の隣の茶室烟足軒(エンソクケン)の場面から、小説は始まります。 ただ、お茶を齧った人間には、この小説は違和感を抱かせます。 やはり、お茶に…
管理人は、西日本の生まれなので、旧暦で行事をする感覚が骨身に染みています。 そのためか、ひな祭りは四月であるように思ってしまいます。それが錯覚なのか、当たり前なのか、そんな難しい議論はぬきにして、肌寒い『ひな祭り』を前に、床には雛の掛け軸を…
初釜は、夜咄の形状で行いました。 初座と、後座の二部構成で、初座で食事、後座でお茶となります。 夜咄が始まる前に、軽い飲み物を楽しみます。 それを汲み出しと、言います。 汲み出しは、しょうが湯。 初座。 夜咄なので、蝋燭の灯り。 茶室は、この雰囲…
先生のお知り合いの方から、頂いた石鹸の干支の置物です。 映画『利休にたずねよ』を観ました。 案外、よかったです。時代考証の甘さや、利休時代にない茶道具があったら、鬼の首を取ったように批判しようと、意地悪く構えていたのですが、残念です。 意地の…