茶道男子ブログ

Since 2010.5.15 茶道サークルです。

2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年 12月 23日のお茶会の記録

お茶会は、東京東部のお茶室で開きました。 3回の席で、26名のお客様にお越しいただきました。 みんな、ドキドキ緊張しながら、お茶会の朝を迎えました。 天気に恵まれた日でした。 小春日和でした。下の画像で、 お茶室の外と内の、 光と陰の、 ユラメキ…

2014年 12月 20日のお稽古の記録

花は、水仙と椿。 もう、水仙の季節なんですね。 干菓子。 主菓子:紅玉天(こうぎょくてん)。青森翁屋。 管理人が野暮用で、お稽古に時間がとれなかったこともあり、 また、お茶会前のバタバタで、画像があまりありません。 ごめんなさい。 最近、茶懐石に…

2014年 12月06日の記録

椿を二種入れる場合は、当流では、開いている方が下、 蕾の固い方が上、らしいです。表では、白が上だそうです。 奈良松屋『菊の香』。これは、葛の打ち菓子。 そして、『wagashi asobi』の打ち菓子。 松江の煎餅。 主菓子は、『wagashi asobi』のドライフル…

2014年 11月 29日のお稽古の記録

椿です。クリスマスに近いので、クリオネ風?お茶会の前になると、どうしても、画像とかが摂れなくないます。 お茶会は、平棗を使います。 このように、『橋型』(『屋根型』ともいいます。お流儀では橋形です。)に、抹茶を盛ります。 薄茶の菓子は、センベ…

2014年 11月 8日 のお稽古の記録

花:言わずと知れた菊の花。 薄茶の菓子は、鶴屋吉信の『錦繍』。 炉開きで、お汁粉をいただきました。 黒文字が手前です。 お茶のお稽古のあと、 『香道』の先生に来ていただき、聞香を体験させていただきました。 奥深い、香を聞き入り、優雅な時間がもて…

2014年 10月 25日のお稽古の記録

今日は、朝から、12月のお茶会の会場の、下見にいってきました。 さて、それはさて置き、夕方からのお稽古の記録を記します。 花:ホトトギス・蓼・照り葉。 お茶会の稽古がスタートで、平棗の扱いを習いました。 塗師:前端春斉。 薄茶の菓子:松江 三英…

大河ドラマに夢中

2014年 10月 13日のお稽古の記録

名残の月らしく、盛花です。 ホトトギス・白ホトトギス・シモツケ・お茶の花・秋明菊・桜蓼・ミズヒキ、そして糸芒。 お薄の菓子は、大垣の田中屋せんべい総本家の『ココナッツ煎餅』。 主菓子は、いずみやの『いがぐり』。 茶碗は、谷本 貴。伊賀焼。 12月…

2014年 9月 27日のお稽古の記録

花:ホトトギス・紫式部・紫蘭。おとこえし、など。 主茶碗:月丘窯・河野悦子作。 棗:キンマ塗。 ] 薄茶の菓子:k1さんのお土産の、青森おきな屋の『しゅろーる』。 濃茶の菓子:鶴屋吉信『うさぎ餅』。 管理人は、お茶をやっていながら、典型的な理系人…

2014年 9月15日のお稽古の記録

花:彼岸花・秋明菊。y2さんに入れていただきました。 難しい取り合わせでした。 お点前は、本勝手に戻りました。 烏帽子棚です。水指は、備前。 理平の蓋置は、明治神宮献茶記念のものです。 13代 有隣斎の好みです。 唐戸面茶器。輪島の、大多尾重則作。…

2014年 8月 30日のお稽古の記録

今回の花は、k3さんに、入れていただきました。 『桔梗』と『秋明菊(別名貴船菊)』です。 ところで、利休が『侘び茶』を始めた頃、 床に花を飾ることは、あまり一般的ではなかったようです。 確かに床は、上段之間が変化したものなので、 名物を飾るには…

2014年 8月 2日のお稽古の記録

床には、金魚の絵の短冊。 金魚が、鑑賞用として、あのように多彩な形状を持つようになったのは、鎖国した江戸時代の、暇になった日本人のおかげです。 そして、k5さんより戴いた、カードの朝顔を、花に見立てました。 プルーストは、水中花を見て日本人の感…

2014年 7月19日のお稽古の記録

この日のお稽古は、『非勝手』と呼ばれるお点前でした。 逆勝手の作りになっている茶室でなされるお点前のお稽古です。 本勝手とは、大きく逆さまにお点前が進みます。 夏らしい、ステンドグラスの蓋置。非勝手: k1 k5 h1 茶碗もすべて、平茶碗。 膳所焼。…

2014年 7月 6日 先生の還暦のお茶事

先生の、還暦のお祝いの、お茶事を開きました。 『向付』:鯛とカンパチのお造り。 お酒はs1さんの、差し入れです。 『椀物』:海老しんじょう、冬瓜、柚子、三つ葉。 『焼物』:銀鮭の、粕漬。 『強肴』:水菜、三つ葉、茗荷、さや豌豆、ピーナッツの和え物…

2014年 6月28日のお稽古の記録

花:美容柳と四葉鵯(よつばひよどり) 薄茶 h1 続きお薄 s1 名取川の平棗。抹茶は、橋型に盛ります。 薄茶の菓子 京都 亀屋友永。 主菓子 いずみや『苔清水』。 このような深さのない器へ菓子などを、盛り付ける場合には、 正客は、手前の菓子から手をつけ…

2014年 6月14日のお稽古の記録

花は、あじさい。 香合は、漆黒。 薄茶 s1 y2 k1 k5 唐物 h1 正客 s1 詰 k1 主茶碗。銘『せせらぎ』。 朝日焼。 替茶碗、はしの絵。 先代家元夫人の筆。 あかね窯。 素敵な、萩の蓋置。 管理人は、このモティーフ名を『片輪車』と覚えています。 しかし、お…

2014年 5月 31日のお稽古の記録

床には、扇。 先代 家元の書 「栽称此君:和漢朗詠集」藤原篤茂(あつもち)の詩の一部。 竹の絵は、先代 家元夫人の筆。 一重切の竹の花入に、金糸梅。 床の全体像。 薄茶 y2 k3 k5 h1 濃茶 s1 正客 先生 詰 h1 薄茶の菓子は、「越乃雪」と、「やき鮎」。 …

2014年 5月 17日のお稽古の記録

花は、紫蘭です。 薄茶 y1 s1 k1 k3 s2 h1 濃茶 y2 正客h1 詰k3 久しぶりに、お流儀の棚、烏帽子棚です。 蓋置は、「三つ人形」。利休七つ蓋置の一つです。 利休が自分で、「七つ蓋置」とは、言っていないと思います。 そんな、野暮な男であったとは、思えな…

2014年 4月 26日のお稽古の記録

シャカを、バカラの小鉢に入れました。薄茶 y1 s1 k1 k3 n1 k5 s2 濃茶 h1 正客y1 詰s1 菓子は、いずみやの干菓子。 シャンドワゾーの、マシュマロ。主菓子は、いずみやの「花筏」。でしたが、今回」は、写真を撮ることを忘れてしまいました。 画像が少ない…

2014年 4月12日のお稽古の記録

今回のお稽古の花は、乙女椿と山吹でした。 山吹は、『道灌』とカッコつけて呼ぶ人がいます。 お茶人は、特にそう呼びます。 どうして、そう呼ばれるかは、Webで、いくらでも確認できますから、検索してみてください。検索すると、話題の中心に、ある和歌が…

2014年 3月 29日のお稽古の記録 

管理人は『歴女』、いやいや元に、『歴カマ』です。 特に、室町・戦国時代が大好です。 『名だたる戦争』や『スター武将』も嫌いではないのですが、何と言っても、あの時代の雰囲気が大好きなのです。 下の画像は、黒澤明の『蜘蛛の巣城』の場面ですが、的確…

2014年 3月 21日 先生のお誕生会

3月20日は、先生のお誕生日。 翌日の21日に、バースディー・パーティーがありました。 先生の彼氏さんが、愛情をこめて作られたお料理を、紹介しますね。 カプレーゼ アンチョビ添え アボカド 新玉ねぎの春サラダ 真鯛のカルパッチョ ショートパスタの…

2014年 3月 8日のお稽古の記録

お茶を舞台にした名作小説は、何と言っても、川端康成の『千羽鶴』です。 円覚寺の仏日庵(北条時宗の庵室跡)の隣の茶室烟足軒(エンソクケン)の場面から、小説は始まります。 ただ、お茶を齧った人間には、この小説は違和感を抱かせます。 やはり、お茶に…

2014年 2月 22日のお稽古の記録

管理人は、西日本の生まれなので、旧暦で行事をする感覚が骨身に染みています。 そのためか、ひな祭りは四月であるように思ってしまいます。それが錯覚なのか、当たり前なのか、そんな難しい議論はぬきにして、肌寒い『ひな祭り』を前に、床には雛の掛け軸を…

2014年 1月 25日 初釜

初釜は、夜咄の形状で行いました。 初座と、後座の二部構成で、初座で食事、後座でお茶となります。 夜咄が始まる前に、軽い飲み物を楽しみます。 それを汲み出しと、言います。 汲み出しは、しょうが湯。 初座。 夜咄なので、蝋燭の灯り。 茶室は、この雰囲…

2014年 01月 11日のお稽古の記録

先生のお知り合いの方から、頂いた石鹸の干支の置物です。 映画『利休にたずねよ』を観ました。 案外、よかったです。時代考証の甘さや、利休時代にない茶道具があったら、鬼の首を取ったように批判しようと、意地悪く構えていたのですが、残念です。 意地の…